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PNG vs JPEG メタデータ:あなたのプライバシーに安全なのはどっち?

JPEG と PNG の eXIf・テキスト・XMP を比較し、形式変換を安全保証にせず、共有用コピーを確認する手順を解説します。

著者: ExifCheck チーム

拡張子はプライバシー評価ではありません

GPS のない JPEG もあれば、EXIF の位置情報や個人に関する文字を含む PNG もあります。画像の用途で形式を選び、そのファイル自体を確認してください。拡張子の変更だけでは何も削除されません。変換による効果は、変換ソフトが何をコピーし、置き換え、破棄するかで決まります。

PNG のスクリーンショットが自動的に安全になるわけでも、JPEG が必ず位置を漏らすわけでもありません。確認すべきなのは、今回の書き出しで何が残ったかです。

メタデータを保存できる場所

構造JPEGPNG
EXIF主に APP1 セグメントeXIf チャンクで対応
XMPAPP1 セグメントに格納可能iTXt のテキストに格納可能
その他の説明情報IPTC、Photoshop データ、コメントなどtEXt、zTXt、iTXt の文字情報
描画用情報カラープロファイルや画像構造色、ガンマ、透明度などの構造
位置・個人の手掛かり記録項目と画面内の情報による記録項目と画面内の情報による

W3C PNG 仕様の11.3.4.5節は EXIF プロファイル用チャンクを明確に定義しています。テキストの節には文字情報と XMP のキーワード XML:com.adobe.xmp もあります。JPEG 形式の APP1 がないことは、EXIF 非対応という意味ではありません。

読み取りツール作者による ExifTool の JPEG 項目資料と PNG 項目資料も比較できます。ただし、形式が対応していても、各アプリが必ず書き込み・読み取りするとは限りません。

変換前に調べる

  1. 原本を保管し、共有予定のコピーを EXIF ビューアーで開きます。
  2. GPS、カメラ、日時、返された全項目を確認します。GPS 表示だけでなく、作者名、著作権、説明、ソフトウェア識別情報も見ます。
  3. 空の結果を「ファイル内に情報がない証明」としないでください。使用している exifr には形式・構造の対応範囲があり、完全な PNG チャンク監査ではありません。
  4. より厳密に確認するなら、別のローカルリーダーで原本と最終出力を比較します。

ExifTool がインストール済みなら、次の読み取り専用コマンドを使えます。

exiftool -a -G1 -s "original.png"
exiftool -a -G1 -s "shared.png"

ExifTool の公式オプション資料には、重複項目の表示、グループ名、短い項目名の説明があります。似た説明や位置情報が複数の系統に存在し得るため、グループも確認してください。表示されたローカルファイルシステムの日時と、画像内の撮影日時は別物です。

EXIF は編集可能です。GPS は欠けたり変更されたりし、別のオフセット情報がない撮影日時は正確な世界共通の時刻を意味するとは限りません。記録を事実と決めつけず、EXIF 項目の読み方も確認してください。

削除処理のトレードオフ

EXIF 削除ツールは JPEG、PNG、WebP を受け付け、ブラウザーでデコードし、canvas に描画して再エンコードします。元のセグメントやチャンクだけを取り除く方式ではありません。

JPEG や WebP は最高品質でも非可逆圧縮による変化が起こり得ます。PNG の圧縮は可逆ですが、バイト列の一致、元のカラープロファイルの保持、描画工程全体での画素一致を保証しません。色、細部、寸法、容量、透明部分を比較し、すべての削除を無損失と呼ばないでください。HTML のシリアライズ規則が扱うのは、新しいビットマップファイルの出力です。

方向処理はブラウザーのデコーダーに依存します。合成ケースでは表示方向の保持を確認していますが、全ブラウザーと全形式の組み合わせを検証したわけではありません。回転や反転が起きた場合は方向のトラブル対策を参照してください。

JPEG EXIF エディターは選択された JPEG 項目の編集用であり、PNG 編集や完全なプライバシー監査には対応しません。EXIF GPS グループを空にしても、他の系統や画面内の文字にある位置情報は消えません。

スクリーンショットは確実な近道ではない

スクリーンショットは、表示された画面から新しい画像を作ります。元画像のメタデータを引き継がない場合があっても、撮影ツール自身が情報を追加する可能性があり、名前、地図、住所などの表示内容も残ります。拡縮、切り抜き、色処理で画像も変わります。PNG 保存そのものが JPEG の二重非可逆圧縮を起こすわけではなく、安全を証明するものでもありません。

形式ではなく納品ファイルを検証する

出力をダウンロードし、そのファイルをビューアー、必要なら別のリーダーでも開き直します。寸法や色の技術情報が残っていても、それ自体が個人の位置記録とは限りません。「タグがある」だけで失敗とも安全とも判断しないでください。画面の内容とファイル名も別途確認します。

合成メタデータ実験室では既知の入力を比較できます。これは実機カメラ試験でも、全ブラウザー検証でもありません。共有サービスが変換する場合は、受信者がダウンロードできる版も確認しましょう。PNG 拡張子や安心できそうな項目数は、その検証の代わりにはなりません。

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