olympuse-m10exifcamerametadata

Olympus E-M10 の EXIF データを見る方法

Olympus E-M10 の元 JPEG を確認し、世代の違い、書き出し前後の比較、ORF 処理の制限を解説します。

著者: ExifCheck Team

E-M10 の世代とファイル形式を確認する

この記事は Olympus OM-D E-M10 の元の JPEG を確認する手順です。Mark II、Mark III 以降は別の機種なので、Model と対応する説明書を照合してください。世代ごとに同じ項目が記録されるとは限りません。この記事は実際の E-M10 元画像による検証をまだ行っていません。

初代 E-M10 の説明書では、拡張子 ORF の RAW と RAW+JPEG 記録が説明されています。同じ撮影のペアがあれば、ブラウザーでは JPEG を使い、ORF は原本として保管します。このウェブツールでの ORF 解析は未検証です。拡張子を JPG に変えても変換にはなりません。

元の JPEG メタデータを確認

JPEG を確認する手順

  1. メモリーカードから写真をコピーし、変更しない原本を別に保管します。
  2. ビューアーで JPEG を選び、カメラの項目から Make、Model、読み取れるレンズ情報を確認します。
  3. 露光時間、絞り、ISO を一緒に確認します。シャッター速度だけではノイズや鮮明さを説明できません。
  4. 撮影日時を記憶やカメラの時計と照合します。記録時刻が UTC とは限りません。
  5. JSON を書き出し、読み取れた項目を保存します。欠落はファイルだけでなく解析機能の制限による場合もあります。

E-M10 の確認項目

以下の数値は読み方の例であり、実際の E-M10 作例から得た測定値ではありません。

項目読み方注意点
Make / Modelメーカーと正確な世代を照合する編集可能なので出所の証明にはならない
LensModel使用したレンズと比較する名称がなくてもレンズ未装着とは限らない
ExposureTime例: 1/125 秒は一回の露光時間累積シャッター回数ではない
FNumber / ISO絞りと感度を一緒に確認するこれだけで画質は判断できない
FocalLength記録された mm 単位の焦点距離35mm 判換算の項目と混同しない
DateTimeOriginalカメラが記録した日時時計の設定やタイムゾーンの有無に注意
Orientation表示時の回転方向機種名や露出設定ではない
Softwareファームウェアやソフトの識別情報存在しても後処理の証明にはならない
MakerNote読み取れたメーカー独自データ生のバイト列は検証済みの累積回数ではない

元画像と書き出した画像を比較する

元の JPEG と編集ソフトで書き出したコピーを順番に読み込みます。各 JSON に別々の名前を付け、Model、DateTimeOriginal、レンズ、GPS、Software を比較してください。

元画像にしかない項目は、ファイル間の違いを示しますが、変更理由までは分かりません。両方にない項目も、カメラが記録しなかったとは断定できません。別の読み取りツールで確認すると、ファイルと解析機能の制限を切り分ける手がかりになります。EXIF は真正性の証明書ではありません。

ORF や比較用の読み取りにはローカルのツールを使用できます。ExifTool のインストール後、次のコマンドは指定ファイルを読むだけです。

exiftool -a -G1 -s "photo.ORF"

公開前の確認

専用カメラだから個人情報がないとは考えず、GPS、シリアル番号、作者、日時の各項目を確認してください。必要ならコピーにメタデータ削除ツールを使い、ダウンロードしたファイルを再確認します。JPEG の削除処理では再エンコードされるため、原本を保管してください。画面に写った顔、表札、場所は削除されません。

参考資料と対応範囲

記録形式は初代 E-M10 の公式説明書、コマンドは ExifTool の読み取りドキュメントを参照してください。ブラウザーでの ORF 対応、全独自項目の解読、累積シャッター回数の検出を検証済みとする記事ではありません。

関連記事

olympus · e-m10 · exif